あいぶろのブログ

日記は認知症防止に良いらしいです。負けないぞ!

金と愛、そして本

先日ゴールデンカムイ展へ行った。野田先生の作品へ込める愛だったり、拘りだったり、企画に携わった方々の丁寧な仕事ぶりだったりを感じて物凄く充実した企画展だった。

同行者の方にこれはこういうシーンで…と説明する声や、怖がる子どもの声(あの展示かな。)、一つ一つの原画を全て撮るシャッター音が聞こえる。パネルの解説や文字を一つ一つじっくりと読んで回る人、サクサク進む人、原画の細部まで細かく見る人、とにかく色々な人がゴールデンカムイ展に訪れて、各々のゴールデンカムイに対する愛、だとか、こういうシーンあったよね、だとかを思い返しながら展示を見ているのだなと思うと この作品がどれだけの人に愛されているのかを今一度感じられて、それはとても素晴らしいことだな、と 上手く言葉にできない「良さ」を強く胸に刻み込まされた。

そういう企画展でした。じっくり見られなかった展示も、後日図録でゆっくり堪能できるのはとても有難い。たまに読み返してはあれ良かったなあ…と思い出に浸ろうと思う。あと袋とじめちゃくちゃ笑った。昔のグラビア。

明日からまた頑張れそうな、そういう力を沢山もらってきました。

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金カム展に行ったついでというか、折角なので美術館内部のカフェでコーヒーを飲んだ。一冊気になった本をお供に。

『ユーザー感性学事典』

https://www.ifs.kyushu-u.ac.jp/kss/445

とても興味深く、特にヴァナキュラーデザインについては目から鱗だった。これも一つの世の中からのレスポンスなんだな、とか、それを見た全ての人間が当然理解できる訳ではないのでそれをどう解決していくか、私はどう対応できるだろう、とか色々考えさせられた。

公に出版された本だと思っていたが、ユーザー感性学の教員の方々が作った本 これ イベントで買えるあの数量限定の本…………??

もう二度と手に入らない同人誌が今更欲しい人みたいな心境になった 時は戻ってはくれない

 

今週、かなり充実した週末だったな 翌日全然動けなかったが